論文読了
ソフトウェア開発費の会計処理についての論文。1996年で意見書公表以前のもの。当時、研究開発費の範囲が明確でなかったため、様々な会計処理がなされていた問題点を指摘している。
- 問題
- 売上原価の範囲をどのように考えるか
- 売上高と費用収益対応
- 期間損益計算の比較可能性を歪めているのではないか
- ソフトウェアの特徴
- 無形なため、会計処理上、どのように認識、測定していくのか困難な場合が多い。
- コピーが容易。
- 技術革新の発達を考慮した償却期間の検討
- 機能的減価、陳腐化による減価を経済実態の中に反映させるべき