読了 - 「プレゼンテーション Zen」

「問題の1問でも解いて、試験に備えろ」と言われてしまいそうだが、ここ2年は研究発表(主にゼミで)が多いと思い、早めに読んでおこうと、積ん読からひっぱりだして急いで読んだ。
前職の業務報告で作っていたパワポの資料は、まさに箇条書きのみで退屈なものだった。昨年度、2回目の修論中間発表も、もんたメソッドに初挑戦したものの、結局箇条書き。しかも会場の都合で見にくいという始末。
以上の反省から、読んでみたのだが、これまでの自分の常識を覆された感じ。ジョブスのプレゼンが素晴らしいのはわかっていたし、相当準備をしていることもわかっていたのだが、自分の資料の何がいけないのかと問われるとはっきりしていなかった。
ただ、実践するには、相当訓練、あるいは時間が必要かとも思った。特に自分は、人前で話すのが得意ではないので、スライドに話す内容が書いてあると安心するというところもある。ゼミの発表前に練習するだけの時間を持てるだろうか。
それでも、今後の資料作成に大いに影響を受けた。この2年間、自分なりにがんばってみたい。

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